葬式の種類
葬儀(儀礼)とは遺体と魂に対する儀礼である
遺体には納棺し、火葬場で荼毘に付すという対応が必要であり、魂に対しては宗教的な作法に準じて遺族中心に執り行うのである
告別式(式典)とは、個人や遺族の社会的、人的関係が中心に行われる式典(セレモニー)であり、施行に際しては、行うかどうかの有無を含めて自由に考えてよく、手法、場所、目的も主催者が自由に執り行う。
葬式とはこの二つを合わせて言う言葉である
以前と違い最近の調査では、「葬式は簡素なほうがよい」と言う意見が92%にも昇るらしい
また、戒名が不要が56%、直葬でよいが72%、散骨、樹木葬も問題ないが82%と人々の考えも変わりつつあり昔からの風習も変化しつつあります
一つには、核家族化が主流となってきたこともありますが、子供に迷惑をかけたくないという思いが強くなってきた表れでしょう
しかしいざ葬式をとりし切るのは遺された遺族、親族のこともあり中々簡素な直葬や粗雑な家族葬は勇気がいること
単に簡素化させるのでなく、形骸化してる要素が承継されてきた精神性の価値を見いだす感性が必要です
現在断トツで人気があるのは、家族葬でしょう、各葬儀業者も家族葬に関しては力を入れてきている分野だと思います
私が住む地域でも、家族葬専用のホールが増えてきています
身内や親しい知り合いなどだけで済ます形で、費用も一般の葬儀より格安に出来ますが省くのは列席者だけであって、通夜・告別式などは通常通り執り行います